機材選びの参考になれば

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2007年 06月 22日

はかるくん

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これは放射線測定器「はかるくん」です。
こちらで無料で借りられます。
Webからも申し込みが可能で,あとで電話がかかってくるんで,
必要な事項をお話ください。クロネコヤマトで機器が送付されるんで時間指定も可能です。
送料も無料なんで気軽に申し込むことが可能です。(返却も着払い)

なんでこんなことをやろうかと思ったかというと
アトムレンズの存在を知ってしまったからです。

昔は透明度を上げるために「トリウム」という放射線物質をガラスに混ぜていたそうです。
#修正:屈折率を上げるためでした

みけさんの猫の目スチル
戦慄の(?)放射能レンズ(nekocame) "
こちらのページ
Xylocopalさんのブログ

この辺を全部見ればそこそこの情報が集まるかと思います。


今回測定したのは古めのレンズとロシアから来たレンズです。
・SMC Takumar 55mm F1.8 Serial# 5511749(以下SMCT55)
・SMC Takumar 85mm F1.8 Serial# 4847352(以下SMCT85)
・Super-Takumar 28mmF3.5 Serial# 3845087(以下ST28)
・smc PENTAX-M 50mmF1.7 Serial# 2738473(以下M50F1.7)
・Jupiter-9 85mmF2 Serial# 0600305(2006年製)(以下J9(M42))
・Jupiter-9 85mmF2 Serial# N7106374(1971年製)(以下J9(M39))
・MC FLEKTOGON 35mmF2.4 Serial# 16801(以下ゴン35)
・MC ARAX 35mmF2.8 S&T Serial#01840(以下アオリ)

結果は下の表です。単位はμSv/h(マイクロシーベルト毎時)です。
何もない状態では0.03μSv/h程度です。
下の表での「○」は何もない状態とほぼ同じ値であったという意味です。

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SMCT55はアトムレンズだと知っていましたが,
銘玉SMCT85もアトムレンズなのはショックでした。(これで値段が下がるかも?)

今まで見てきたWeb情報では前玉よりも後玉の方が強い放射線が出ている傾向でしたが,
そうでないレンズもあるということが分かったのは有意義だと思います。

それからST28は違うと分かっていましたが,
微妙に混じっているようで何もない状態よりちょっとだけ数値が高いです。
レンズを測定器に乗せたときに明らかに数字が変化して見れたので
微量のトリウムが混じっていると考えられます。

意外だったのは71年製のジュピター9がアトムレンズでなかったということです。
SMCT85と同じ焦点距離だし,その頃まで旭光学ではトリウムを使用していたらしいことを考えると
アトムレンズでも全然おかしくないと思います。
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by pentax_user_70111 | 2007-06-22 23:21 | camera